かーびーの田舎暮らし

《自然農、魚釣り、体験イベント、DIY》好きなことで生きていく為の仕事やお金の稼ぎ方のヒントになるように綴る田舎暮らしのブログです。

藍の種採りと3号地の溝切り整備作業

一昨日夜の雨の影響でまだ土はしっとりしていますが、作業出来ないほどでは無かったので今日は朝から3号地にて作業行いました。

 

栽培には肥料と農薬を必要とすると言われた藍。自然農で、しかもなるべく手間をかけずに育てられないか実験していました。

4月初めごろに、草刈りした地面に直接ばら撒いて足踏みしておいただけでしたが、1ヶ月後には芽が生えそろい雑草たちに埋もれながらも育ちました。

 

しかし、まだ藍染の原料にするほどの量はとても採れないので今年はまず種採りを目的にすることにして、そのまま生やしておきました。

 

今年も猛暑と干ばつ、長雨、そして大型台風の連発と、野菜栽培には非常に厳しい年でしたが、藍は力強く生き延びていました。

 

3号地に蒔いたのは赤花小上粉(あかばなこじょうこ)という品種で、三重県の栽培農家さんから分けて頂いたものです。

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↑これが藍の種。見た目はイヌタデとよく似ていますし、同じ仲間です。

ただし、イヌタデにはインディゴ成分が含まれていないので藍染の原料にはならないのと、藍と交雑してしまうとインディゴ成分が薄れてしまうかもしれません。

 

そのことを考えると雑草も生やさない方が良いのですが、それだと私のやってみたい実験にはなりません。

 

幸い、近くには藍を栽培している方も居ないし、雑草とともに育った藍がどのようになるのかを試してみようと思います。

 

藍の種はもう一つ、千本という品種も分けて頂いていて、こちらは別の畑にて栽培して種採りも完了しています。

千本の方が、品種のせいなのか土壌の肥沃度のせいかはわからないのですが、葉も茎も大きく立派に育っていました。

そちらの畑にも、イヌタデは生えていたのでそっちも交雑してしまうかどうかを見極める材料にしたいと思います。

 

手でちまちまと種を収穫した後は、3号地の外周の整備に取りかかりました。

 

この畑は私が借りる前は放棄地となって、草丈3mほどにもなる葦が茂っていたそうで、水はけもかなり悪いと聞きました。

 

なので、今年の初めに借り始めた時にもまず溝切りを行い排水性を高める作業を行いましたが、その時はひとまず作った程度だったので形も深さもデコボコで水の流れもあまり良くありません。

 

なので、他の作業がほとんどなくなる冬の間に造成を進めたいと考えています。
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↑草が茂ってますが、冬は枯れてくれるので作業もしやすいです。

 

剣先スコップ、備中鍬などを使い、溝を幅50cmほどに広めて、水が流れ出るように勾配も付け直して整備していきます。

 

今日は2時間ほど作業して、10mほど出来たところです。

 

あまり頑張ると体の負担が大きく翌日以降やほかの仕事に差し支える為、午前中で切り上げました。

 

年内にはひと段落させるつもりで作業続けていきます。