農家じゃないから言えること。
たまに、『農家』として紹介される私ですが、
私は農家じゃありません笑
自分のことは、
畑を通して食や自然環境のことに興味を持ってもらえるような体験と情報を提供する
『ファームインタープリター』
を自称してます。もしくは現代百姓。
農家じゃないからこそ言えることというのが、
『農家さんに感謝しよう』ということ。
自分が農家だったら『私たちに感謝して下さい』って言うことになっちゃうから笑
この、感謝というのももう少し深掘りしていきます。
時々、『農家を支えよう』とか『守ろう』そのために野菜やお米を買おう。
というのを見聞きしますが、
これって
『情けは人の為ならず』
と同じに考えなきゃいけないことで、農家さんが居なくなって困るのは私たち消費者です。
それを勘違いしやすいのが、
『買ってあげてる』という、
『無意識の見下し』(←最近聞いたパワーワード)
畑やってみると、ほんとーーーに、大量の農産物を安定生産することの大変さがよくわかります。
農家さんや行政のお陰で今やわざわざ食べ物を輸入してまで捨てるほどに飽食になりました。
飢えとの戦いは動物みんなが誕生してからずーっと抱えるテーマだったけど、それをここ数十年で大量の資源消費を以って克服しました。
でも長くは続かないやり方です。
もってあと100年。
戦争のことが毎日ニュースで報道されていて心を傷めている方も多いと思います。
戦争反対も大事なのですが、そもそも何故戦争が起きるのか?
対処もしながら、予防をしていく為に必要なことはなんなのか?
私はその一つが食糧、水、エネルギー、その他資材の自給だと考えています。
持続的な方法で生産をして、余ったら人や他国に譲る。
もしそれが世界中で行えれば、物は余ります。
『奪い合えば足りず、分かち合えば余る』
長くなったのでこのへんで終わります(´౪`)
こう言うことを直接言ってると重たいので、自然農という楽しいことに紛れ込ませて発信してるんです(^ω^)
↓昨日収穫した野菜たち。もちろん自然農による物です。
日本は、タネを蒔いたら放っておいても植物が育つという、世界でも恵まれた気候と土壌があります。
化学合成物質に頼らず食糧を生産することは可能なんです。