かーびーの田舎暮らし

《自然農、魚釣り、体験イベント、DIY》好きなことで生きていく為の仕事やお金の稼ぎ方のヒントになるように綴る田舎暮らしのブログです。

爆風で始まった佐久島こども釣り塾!

 

ゴールデンウィークとかいう、世間的には連休の1日目。

今年から佐久島で月1回の釣り教室の講師役を依頼されての初日。

 


爆風!!!

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これは帰りのフェリーの時。朝はまだいくらかマシだったけど、それでも釣りに行くかまじめに悩んで、よしやめておこう(。`・ω・)

ってなるレベルの強さでした。


いやぁ…私1人でも釣りにいくのやめとこうかなっていう強風で子どもたち8人と釣りをするという、なかなかハードな1日で連休がスタートしました笑

 

ちなみに先行して釣査してて唯一釣れたお魚はフグタくんでした

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魚っ気も無し!西港にはみんなが到着する頃に見切りをつけました。


子ども達が到着して自然塾の基地に移動して、釣り道具の準備の仕方などをレクチャーした後、朝イチで一色さかな村で仕入れてきたイナダ、サバ、アジを子どもたちに捌き方を教えてそのままお昼ごはん作り。

 

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3枚卸しではなく、開きにするという指示で苦戦する子どもたち。


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小1時間干してから炭火焼きに。
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正直なところ、開きもあまり上手くできずちょっとミンチ状態で焼く時も気になって触るものだからどんどん崩れていきました。

でも味はなかなか良かった。失敗も経験。最初から上手くできないことがだんだんと出来るようになっていく楽しみを感じてくれたらいいな。

良かったのは、みんな作業にとても前向きで積極的なこと。素晴らしいことです。日頃の指導や教育が良いんだろうな。失敗を恐れない子どもらしさがすごく良かった。

 

↓これは私が捌いたイナダの刺身
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↓同じく私が捌いて焼いたサバの開き
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お手本を見て、やってみるけど簡単には真似できない。

そういう体験があると、年長者への敬意の持ち方も自然に身につくんじゃないかしら

(大人たちは手本になれるように頑張らなきゃ)


そんなこんなで、昼ごはんのおかずは、魚オンリーでした(野菜すら無かった笑)

 

魚離れが進んでいる現代でも、今日来てた子達はみんな魚が好きみたいで、美味い美味い!といって食べてる姿はなんだかホッとしました。

 


この釣り塾を通じて魚を釣って捌けて包丁も自分で研げる子たちに成長してくれることを期待しております(^ω^)

 

食べて片付けたらいざ魚釣り!

 

風裏になってると予測した入ヶ浦までみんなで歩いて行ってみると、

 

爆風!!!!

 

しかも、風裏どころか、吹き抜けてくる風が強烈な追い風となる向きで、うっかりしたら道具や子どもたちまで海に落としてしまいそう…

 

内心

(これは無理だぁぁ…中止にすべきか?)

と思ったものの、せっかくここまで歩いてきたし、とりあえずやってみようと道具の準備を始める。

 

一通りみんなの仕掛けを付け終えたところで、私も釣りしてみる。

こんなコンディションだし、小魚の1匹でもら釣れれば良しだなぁ…

 

と思って岸壁際をちょいちょい探ってると、

 

「コツ…」

 

ん、微妙なアタリ。そーっと訊きアワセを入れると

ぐっグイーーン!!

 

んお⁈あれ?けっこうデカイ!?

 

予想外の引きにびっくりしたものの、ジェットセッター71SとステラにPE0.8号の装備では全く不安もなく上がってきたのがこちら。

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良いサイズのタケノコメバル!!

堤防のオカッパリでこれは十分!
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ちなみに26.5センチでした。


(とりあえず、先生役として魚釣れて良かった)

 

というのもあったけど、このサイズは素直に嬉しい!

 

だけど、相変わらず風は強く、子どもたちはなかなか釣れない。

釣れるのは海藻と、唯一小さめのワタリガニを釣った子がいました。

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風が強くて寒いのもあって這いつくばりはじめる子どもたち笑

 

釣れない中でも1時間ほどは頑張って釣り続けました。

 

私はもう1匹小さめのタケノコを追加。

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この子はリリース。

 

15時に切り上げて基地に戻り帰りの準備。

 

私でもちょっと脚が痛くなるような移動だったけど、子どもたちは元気にしてました。

 

なんやかんや、自分たちで遊びや楽しみを見つけられる姿に、自然体験を定期的にしている子どもたちの強さというか、本来の子どもらしさを見ることが出来ました。

 

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次回は釣らせてあげたいな。。