かーびーの田舎暮らし

《自然農、魚釣り、体験イベント、DIY》好きなことで生きていく為の仕事やお金の稼ぎ方のヒントになるように綴る田舎暮らしのブログです。

種苗法とか法改正のネット上騒動について思うこと。

今朝Twitterに書いた事に加筆。

 

なんでも、ただ反対だって言ったりネットに書き込むのは簡単なのだけど、

大切なのはそのことの問題点やリスクを指摘して改善する為の意見を述べる事だと思うの。

 

でないと、議論ではなくただの口喧嘩みたいなもので


「アイツのことが気に入らないから反対!」


という子どもみたいな話になりかねない。

 

昨今話題の種苗法も、しっかりと理解を進めた人は単に反対って言うだけじゃなくて、

 

『ここの部分にこういうリスクや問題点があるからこういう風に修正するのはどうだろう?』

 

という提案が出来るはず。

 

本物の野党の役割はそれのはず。

政治家は国民を写す鏡というのも悲しいかな、納得してしまうようなことが多い気もします。

 

どこかのネット記事やブログを引用したり拡散するのも、悪いとは言わないけれど、その前にきちんと読み込んで自分なりに問題点を認識しているかどうか。

 

100%同じ意見考えというのはなかなか無いはず。

 

問題点やリスクを認識出来ていれば、自分の言葉で提案を含めて発信する。

 

そういう人が増えたらネット上の意見や議論ももっともっと価値のあるものになると思います。

 

と、そんなことをバターナッツカボチャの種とりしながら考えてました。

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ちなみに種苗法改正については、登録品種の自家採種禁止というのは私は納得できるし、開発にかけた労力は報われるべきだと思うから禁止で良いと思うのだけど、

 

自家採種を続けていった一般品種が登録品種に似通っていったり、あるいは自家採種していたものとそっくりなものが品種登録された場合に、訴えられたりしないように保護する旨を明確にして欲しいです。

 

あからさまに悪意を持って登録品種を自家増殖して不当に利益を得ようとする者は罰するのが良いけど、意図せずそうなってしまった場合の保護措置がほしい。

 

その辺りの線引きが難しいところだけれど、比較的やりやすくて実用的だと思うのは出荷量や販売額で制限する方法。

 

今の条文だと、販売や譲渡をしない場合は大丈夫となっているけれど、これだと家庭菜園や小規模栽培していたところに何かの間違いか、あるいは意図的に登録品種が混入させられて、出来た野菜を人にあげただけでも違法になる可能性がある。

 

だから例えば年間売上500万円とか1000万円未満の場合は不問。

 

それを変えるとなると明らかに意図的に自家増殖やってることと見なして罰則を設ける。

 

そうすれば、儲かる品種なら罰則を恐れてコソコソやるよりも適正な価格で種苗を購入してやる方が良くなる。

 

 

…と、こういう風に提案をしてみて、それを吟味して作り上げていくのが理想的なんだけどね。